海外のBABYMETALファンのフランクフルトでのライブレポ 【海外の反応】

今回は、フランクフルトのレポです。
それでは、どうぞ。



ヨーロッパの中心で出会った：BABYMETALと彼女たちの魔法は全部夢だったのか？

今、フランクフルトから持ち帰った感覚にしがみつこうとしてるように、確かに俺はそういう風に感じてる。
しかし、2日前にこれを書いた時、それはリアリティがあった。

今年、俺と俺の家族は、昔はよくしてたように、ついに再び一緒に遊びに行く計画を立ててた。
ここ6年で、家から離れるマジで初の休暇なんだ。
だが、俺の父の健康の問題で、旅行はキャンセルしなければならなくなった。
だから、その痛みを和らげるために、俺は姉と一緒にフランクフルトに行って、そこでBABYMETALを観るというアイデアを思いついた。
姉にとっては、彼女たちのライブを観るのは初めてになるだろう。

ドアが開く1時間前に、俺たちはついにBatschkappに到着した。
俺は世界の半分を飛んできた多くの日本人のBABYMETALファンを間近で見ながら、観客に沿って道を歩いた。
また、俺は自分のブルーのジーンズと明るいグリーンのTシャツが、どれだけ場違いかにも気づいた。
殆どの人が少なくともメタルギグに相応しいものじゃないとしても、BABYMETALのシャツを着てる。
俺は入場したらすぐにそれを正さなければならないだろう。
まぁ、いいや、俺たちの旅行は最初から恵まれてるどころじゃなかったし、ここにいれることが嬉しいんだ。
俺たちはフローニンゲンから朝早くに電車で出発したんだけど、オランダの電車がまたしても俺たちを失望させて、メッペルまでしか進まなかった。
俺たちはタクシーを呼んだんだけど、他の人たちとシェアすることが出来たんだ。
その中にフライトの時間に間に合うか凄く心配してるアメリカ人と、休暇が儚く消え去るのを見た彼らの2人の子供たちがいた。
ドライバーの最善の努力にも関わらず、俺たちはユトレヒトでの電車に乗り遅れた時点で、俺たちは絶望した。
俺が理解する限り、次の電車はコンサートに間に合うには遅すぎる夕方前に出発するのさ。
チケットサービスオフィスで、俺たちは自分たちの境遇を説明すると、カウンターのレディは笑って、次の電車は僅か2時間後には出発するって言ったんだ。
で、彼女は俺たちのチケットにステッカーを貼って、無料の温かい飲み物のクーポンを2枚くれた。
俺たちは安堵のため息をついて、オフィスを立ち去った。

俺は姉のところに歩いて戻って、おねだり大作戦の時に使う偽物のBABYMETALユーロを配ってる女の子に姉が話しかけてるのを見た。
その大金を2つもらった後で、俺たちは座って、俺たちが小学校の頃の歌を歌った。
ドアが開き、ついに俺たちは実際のドアまで歩いて行ったんだけど、もうちょい長く待たされた。
列で立ってる時、誰かがカメラを持って歩いてて、俺たちのキツネサインと俺たちの声をあげることで、歓迎したよ。
また、何人かの見覚えのある顔が通り過ぎるのを見た。

ミッフィーシティを去った後、俺たちの旅行の残りはアクシデントはなかった。
俺たちはお喋りしたり、ゲームしたり、俺たちの前で明るい太陽の下で煌めくフランクフルトの地平線が俺たちの前に浮かんでくるまで写真を撮った後、平地から牧歌的な村のある山腹までを観てた。
フランクフルトセントラルステーションは物凄く広かったけど、同時に気持ち良くて魅力的だったよ。
天気も言うことなかったから、町の中に行くUバーンのチケットを買った後、気楽で絶対的な自由を感じた。
俺たちの午後は、美味しいタイ料理を食べながら日当たりの良いテラスに座って、ヨーロッパ中央銀行の前の公園をぶらつきながらアイスクリームを食べ、美味しいものを食べてリラックスすることで満たされた。
そこにBABYMETALのシャツを着た4人の人たちが、俺たちから少し離れたところに座ってるのに気付いたよ。
彼らにキツネサインを作って手を振ったら、彼らは歩いてこっちに来たんだ。
俺たちはちょっとお喋りをして、彼らは俺のTシャツについて意見を言った。
クソッ、俺は間違いなく、今夜それを正さなければならない！

ついにドアが開くと、俺たちは落ち着かなくなり始めた。
コンサートホールは小さいんだ。
見た感じだと、キャパは最大700人なんだけど、完全に満員ではなかった。
観客はすでにステージ周辺に集まっていて、俺たちはそこに加わった。
偶然にも、俺たちは3人のオランダ人仲間の後ろに自分たちがいることに気づいたよ。
俺たちはなんでもないことでお喋りして、酔っぱらってるかのように喉が痛くなるくらい叫んで時間をつぶした。
それから、時間通りに電気が落ちた。
神バンドが小さなステージに現れてイントロをプレイし始めた。
ついに、何日も楽しみにしていた瞬間がここにあるんだ。
それから、馴染みのあるマシンガンリフが、ホールに鳴り響き、女の子たちがパーカーを着て、地面を穏やかに見つめながら、ゆっくりと歩いてきた。
オーディエンスは前に押し寄せて、俺たちは4メートルか5メートルは押しやられた。
後ろの人たちが俺たちを押し続ける一方で、BABYMETAL DEATHはいいね！に引き継がれた。
ついに、俺たちはもう限界に達して、姉と俺は、全力で後ろに押し始めて、やるべきことをやった。
しばらくの間押してると、時々復活するんだけど、圧迫が弱まった。

ショーは完璧だったよ。
女の子たちもバンドもミスひとつしなかった。
みんなエフェクトもなく、火、或いはビデオプロジェクターもなく、しくじることなくやった。
ショーは控えめで、女の子たちが振り付けをやるだけのスペースがなかったんだ。
ホールは、4分の3埋まってるだけだった。
それでも、とにかく彼女たちは何万人ものオーディエンスの前でやるのと同じくらい笑って、踊って、全てを与えてくれたよ。
雰囲気は妙に堅苦しくなくてで、ショーの後にバーで座ってる彼女たちを見つけて、握手するために彼女たちの下へ歩いていけるように感じたよ。
友達の演技や素人の芝居グループを観に行った後に何度もしたように、このようなワンダフルなパフォーマンスをしてくれた彼女たちに感謝する。
俺たちは当然、彼女たちを観るためにお金を払ったんだけど、今夜、ここで俺たち僅かなファンのためにプレイするためだけに世界の半分を飛んできてくれたんだってことを考えると、謙虚な気持ちにさせられるよ。
殆ど彼女たちが、特に俺と姉のために歌ってるかのようだった。
これは俺が今までに行ったことのある中で、あのブリクストンよりも最高のコンサートなんだって気づいた。

紅月が始まると、姉は笑顔になった：彼女の大好きな曲なんだ。
姉も昔、プロのシンガーになるためにトレーニングを受けてたんだ。
彼女はずっと前にその野心に背を向けたけれど、出来る限り大声で一緒に歌う機会を得たんだよ。
俺が姉の歌声を楽しんだ後、俺は“彼女は本当に歌が上手いだろ？”って言った。
姉は感心してうなずいた。
かつて俺は、さくら学院のサブのために、さくら学院の全てのアルバムのレビューを書くことを考えた。
だってBABYMETALは、さくら学院も聴くように俺を仕向けたからね。
で、ひとつのアルバムだけが本当に好きなんだって気づいた時、俺は書かないことに決めた。
偶然なのかどうか分からんけど、それは2012年のものだ。
すぅがメインのやつだね。
その時からすぅは物凄く良くなった。
特に彼女のライブパフォーマンスの間は絶対に観るべきものだよ。
レコードでの、そしてライブショーの音源でさえ彼女が素晴らしく聴こえる人はみんな、直接自分の耳で彼女の歌を聴きに行くように俺は急き立てるかもしれない。
君が失望するなんてことはないね。

他のハイライトは、俺が今までに目撃した中で最高にクールなメギツネのパフォーマンスを含めて、イジメ、ダメ、ゼッタイでウォールオブデスに参加したことと、ドキドキモーニングで一緒に歌って踊ったことだね。
その時までには、女の子たちは頭のてっぺんからつま先まで汗にまみれてて、誰かが彼女たちの髪をドライヤーで乾かすこともない。
それにも関わらず、俺たちが普通にチャントして拍手すると、アンコールとしてヘドバンギャーとRoad Of Resistanceをやってくれた。
俺は、出来る限りその瞬間を味わおうとした。
そして、次に彼女たちがステージを去る時、また長い間彼女たちを観れないであろうことを理解した。
最後に、俺には理解出来ないドイツ語で、女の子たちはさようならって言った。
だけどその直前、すぅの笑顔が消えてから、俺はすぅの目をジッと見た。
いったいなんの瞬間を俺は見たんだろうか？
失望？悲しみ？安堵？
彼女は終わってしまったことが悲しかったのかな？
それとも、来た人が少なかったことが悲しかったのかな？
それとも、すぅは疲れただけかな？
俺はこの中に当たってるものがあると思ってる。
俺にとっての数年で最高の1日が終わりに近づいてる。
俺は明日の夜、再び自分のベッドで寝てるだろう。
だが彼女には、翌日にたくさんやることが残ってる。
そして今日の夜、家から遠く離れた場所で、再び不快なベッドで眠ってる。
俺はすぅがBABYMETALにいることを楽しんでるって確信してるけど、悲しみに苛まれる瞬間や家に居たい瞬間は間違いなくあるだろう。

俺と姉が立ち去る時、2人とも動脈を通ってこみ上げてくるアドレナリンで、めっちゃ浮ついてた。
2人とも凄いハイな気分で、外見からそれを取り去ることが出来ないし、自分が信じられないほど馬鹿になってることにも気づかない。
で、君は信じるだろうけど、俺はTシャツを買うだけの現金を持ってきてなくて、視界のどこにもATMがなかったんだ。
クソッ！
外で、テラスの上にいるのを見た人たちのグループに出会った。
彼らも、俺の体にBABYMETALのTシャツが欠けてることに気づいたんだ…。

その夜遅くに、俺たちは暗いフランクフルトの中心で完全に歩くのを止めて、一方では気分がハイに感じられて、もう一方では気分が落ち込んでた。
空を見上げると、俺は姉が囁いてるのを聞いた：“夢の中にいるみたい”
“そうだね、俺もだよ”以外に言うべきことは思いつかなかったよ。

多分、フランクフルトに来ることは、ビジネスの見地からすれば、BABYMETALにとって時間の浪費だった。
何人かは、ファンベースをより大きくすることに焦点を合わせるべきだと言うかもしれない。
でも、こういうコンサートは無意味だなんて絶対に言わせない。
オーディエンスが500人だろうと5000人だろうと、魔法はそこにあった。
それは、これみたいな500個のストーリーだ。
いや、少なくとも、俺はそうであってほしい。

次の日、俺たちは電車で帰った。
こんなに短時間で、たくさんの美しい思いでを記憶したこの場所を去らなければならないってのは、2人とも悲しかったよ。
俺は電車で爆睡したんだけど、それでも目を覚まして、夢を見てる時、俺が持っていた気持ちを忘れないようにしようと必死になってたんだなって感じた。
俺は今は家にいる。
全てが以前より少しだけ、より世俗的で退屈に感じるよ。
家に帰ってきて、ウェンブリーの発表について読んで、ほんの少しだけ火を燃やし続けたけど、今は完全に目が覚めたように感じる。
記憶の奥深くに閉じ込めるこの前の水曜日の経験として、俺と姉は完全にひとつのことで合意した：次があるさ。
俺たちは、また魔法を感じるのが待ちきれない。
http://eenverveeldewijsneus.blogspot.nl/2015/08/encounter-at-europe-central-babymetal.html

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　 ／　　　　　　　 　 　 ＼　　　　　　| |　　あ、メールだお
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　 　 　 　 　 　 | 　 .| . l . |　　 |　　すげー面白い話を仕入れたんだよ
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涙は口をきかない悲しみの言葉である。
ヴォルテール